2009年09月03日

今回は薪ストーブのオフシーズンという事で、弊社のお客様からご依頼を頂き、薪ストーブのメンテナンスへ行ってまいりました。

実は、私Yokoeは過去のブログにてストーブの事で偉そうな事を書いておきながら、ストーブのメンテナンスは今回が初めてだったんです・・・。
いわゆる、ペーパードライバーみたいなものですね(笑)
実際にモデルハウスで冬季に焚いてるのと、以前ご紹介させて頂いた長野のファイヤーサイドさんにて、実物を前に勉強会をさせて頂いてはいたのですが、実際に自分でメンテナンスをしてみるというのは少々不安でした。
ですが!今回は頼れる上司、弊社のストーブ担当:桑原と一緒なので心強かったです。
まずはアンコール(触媒有り)をご使用のお宅から。
まず本体と消耗品(キャタリティックコンバスター・ファイバーロープなど)のチェックですが、左の写真の通り、ここまで解体しないとこの機種はコンバスターまでたどり着けません。
ですが逆にファイバーロープはここまでの解体で例外はありますが、ほぼ
すべての箇所にたどり着けます。
この薪ストーブは数箇所のファイバーロープの交換と簡単な補修位のものでした。
次に煙突掃除です。
普段から現場に出ているので高所には慣れているのですが、それは仮設足場があっての話で、仮設足場の無い約45度の勾配の屋根は正直少し怖かったです・・・。
このお客様宅のストーブトップは角トップで、上部のパーツを取り外すと簡単に煙突が現れます。
予め室内煙突にススを受ける袋を付けておき、今回は外部から掃除をしました。外部からの方が危険は伴いますが、力が入りやすいという事なので。
後はトップの掃除と損傷などをチェックして終了です。
次のお客様宅は、イントレピットⅡです。
このお客様宅も煙突掃除と消耗品のチェックをしましたが、アンコールより解体難易度は比較的易しかったです。
外部煙突は丸トップですが、角トップ同様ススによる目詰まりや損傷などが無いかをチェックします。
上手な焚き方をされているかどうかは、ススを見れば判断できますので下部の写真のようにサラサラとしたススが出てくれば大丈夫です。
 今回はアンコールとイントレピットⅡを経験させて頂いたので、来オフシーズン辺りは弊社モデルハウスのアンコール・エヴァーバンのメンテナンスをしてみようと思います。
yokoe